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金曜ドラマ「誰にも言えない」
放送データ
放送期間:1993年7月9日から1993年9月24日 金曜22時
制作:TBS
プロデューサー:貴島誠一郎
脚本:君塚良一
出演:賀来千香子 佐野史郎 羽場裕一 山咲千里 野際陽子 他
主題歌:松任谷由実「真夏の夜の夢」
作品のあらすじ
デパートで働く加奈子(賀来千香子)は弁護士の麻利夫(佐野史郎)と運命的な出会いをし、急速に愛し合っていった。幸せな結婚を望んだ加奈子だったが、麻利夫は加奈子を捨てて社長令嬢・美雪(山咲千里)と結婚した。傷ついた加奈子は伸吾(羽場裕一)の熱意におされ、伸吾と結婚する。三年後、新居を構え新婚生活をスタートさせた加奈子だったが、なんと自分を捨てた麻利夫が隣の部屋に引っ越してきた。そして信じられないことに「もう一度、やりなおしたい」と迫ってくるのだった…
ドラマの見どころ(独断と偏見)
1992年、「冬彦さん」のマザコンキャラクターで話題となったTBSドラマ「ずっとあなたが好きだった」のプロデューサー・貴島誠一郎と脚本家・君塚良一がタッグを組み、演者には賀来千香子と佐野史郎を再び起用し挑んだサスペンスタッチの愛憎劇…それがこの「誰にも言えない」である。
わたくしはこのドラマが大好きで語りだすときりがないのです。
なのでここではクールに作品解説と見どころを記すだけとし、大好きなシーンなど掘り下げた話は別の記事で語ることとします。
前作「ずっとあなたが~」で話題になった登場人物の「キャラクター」をもっと極端にし、思わず画面に突っ込みを入れたくなってしまうような行動・心理描写が特徴のドラマ。今観ると突っ込みどころ満載で、視聴者はやいのやいの言いながら色物的な感覚で鑑賞する人が多いと思うのだが、このドラマのメインテーマは「真の夫婦とは」「父性・母性とは」というもの。また、主役である加奈子と麻利夫の「運命のいたずら」のお話でもある。
前作の知識は多少あった方がドラマが面白くみられるが、私自身は前作をほとんど知らない状態でこの作品に出合いドはまりしているのでさほど影響はないと思う。むしろパラレルワールドだと思って観るのが吉。
地上波での再放送の機会はもうあまりないがパラビなどの配信サービスで視聴することができるので是非機会があれば観ていただきたい。
(便宜上トップに商品リンクをはったけど、こんなにベラボーな価格で買うくらいなら配信で観ていただいていいかとおもいます。劇伴の変な差し替えないし)
※佐野さんの見どころは改めてつづります…!!!
佐野史郎さんの役どころデータ
役名:山田麻利夫(やまだまりお)※旧姓:高木
職業:弁護士→山田書房社長室長→山田書房社長→山田書房著作権課
女性関係:既婚。美雪(山咲千里)という美人な妻がいるのに元カノも手に入れたい欲張りなひと ※キスシーンなどラブシーンあります!
出世しなかった父親を憎み、自分はそうなるまいと出世コースを選ぶと同時に逆タマ結婚のため好きな女を捨てたひどい弁護士。その後出世が軌道に乗るや否やしれっと元カノの現在の状況を調べ上げ、その隣の部屋に引っ越してくる。コレクション癖あり。元カノにこだわるのは自分の「実母」の影響があって…
【おまけ】
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