S.R.I(ShiroSano Research Institute)

佐野史郎さんを愛し、佐野さん出演作を研究する研究所

LSDーラッキースカイダイアモンド(1990)

https://m.media-amazon.com/images/I/811HyV+INxL._AC_SX522_.jpg
※画像はAmazonのリンクにて表示

LSDーラッキースカイダイアモンド

作品データ

公開日:1990年
企画:ジャパンホームビデオ(株) 小椋事務所
プロデューサー:小椋悟
脚本・監督:橋本以蔵
脚本アイデア:なんきん

出演:網浜直子 中村れい子 佐野史郎

作品のあらすじ 

不気味な悪夢にうなされつづける少女・洋子(網浜直子)は、自身の恋人であり若き天才医師である片山(佐野史郎)が院長を務める病院で、姉の桜子(中村れい子)に看病されつつ入院をつ続けている。しかしその治療も空しく症状が回復しない。洋子は深刻な精神障害を患っており、脳を手術するしかない…と片山は言う。洋子は疑問に思いながらも手術に同意する。

とりおこなわれる洋子の手術…何かがおかしい…劣悪な環境の出術室。脳手術を楽しむ片山。なぜか手術の助手をしつつ片山に性的な奉仕をする桜子。

そもそも三人がいる場所は「病院」なのか?
本当に医師と患者・姉と妹・恋人の関係なのか?

霧の中をさまようような記憶の中、洋子の脳裏に真実が見え始めたとき
本当の恐怖が始まる…

映画の見どころ(独断と偏見)

※下書き保存日「2023-01-31」だって!長く寝かせていました。

 2026-03-04 佐野さんの誕生日に公開してみます

 

この作品は佐野さんの出演作のなかで最も観る人を選ぶ問題作。

佐野さんご本人でさえも「お腹いたくなっちゃった」らしい…

なので、この作品についてはどう書くか悩んでいたが
観たことあるからね…そろそろ書くことに(笑)

以前、つらつらと記した【死霊の罠2 ヒデキ】の記事

s-r-i.hatenablog.com

 

その記事の中で、

日本に突如生まれた本格派ゴアスプラッタ映画「死霊の罠」のヒットに、ホラー2作目を作ろう!と盛り上がったが、創りたい作品の方向性が異なり、「ジャパンホームビデオ」と「ディレカン」での2作目製作がお流れ!、その間にいろいろあって、そのあと「死霊の罠2 ヒデキ」が作られた

といったことを書いた。


その「間にいろいろあった」に該当するのが
この『LSDーラッキースカイダイアモンド』である…。

あくまでホラー作品作りにこだわった「ジャパンホームビデオ」は、「死霊の罠」のヒットも受けてか、スプラッタ物をやるぞ!と一部のマニアに有名だった「ギニーピックシリーズ」を「ザ・ギニーピッグ」として復活。

第1弾、第2弾とリリースをし、第3弾の監督に指名されたのは『スケバン刑事』『君の瞳をタイホする!』などのメジャードラマの脚本家でもある橋本以蔵監督。橋本監督のもとで「ザ・ギニーピッグ第三弾」=『LSDーラッキースカイダイアモンド』の撮影を開始。

『LSD』は1989年に撮影が進められていたが、
撮影中に超有名なあの幼女誘拐事件が発生
(撮影現場に刑事が聞き込みに来たらしい。誘拐事件の犯人が「ギニーピッグ」のビデオを持っていた…とかなんとか…)

あの事件の影響で、その後ホラーアニメやスプラッタ映画・ドラマは憂き目を見ることになり、「ギニーピッグ」シリーズは復活どころじゃなくなった…そして撮影は完了していたものの『LSD』の発表はいったんお蔵入りになったそうな。

そして、冷却期間を経て、1990年に解禁…
知る人ぞ知るマニアックなビデオ映画として現在に至る…

そんないわくつきのビデオの見所を書いたところで見られる人は少ないのかもしれないし(現在のところ輸入盤DVDを手に入れるくらいしかまともな視聴手段がない)いろいろな意味で鑑賞に堪えうる作品なのかどうか…という感じではあるが、勇気を振り絞って書くぞ。


ネタバレ全開なので、

未見でネタバレ厳禁な人はそっと閉じてね…



佐野さんの役はイカれた男の役で(身もふたもない)医者のように装っていて、洋子の恋人として治療を施すのだが…その行動と言動を見る限り本当に医者の免許をもっているかどうかあやしいのである…ここが物語のカギ…

とりあえず確実に言えることは…
これまで佐野さんの演じた役の中でたぶん一番やばい奴

洋子へバナナを食べさせようとしたり、ベットで絡みついてみたり…監視カメラがとらえる映像として映し出されるざらざら画面のラブシーンはまぁまぁエロい。ベタだがエロい。ここまではまだ許せる(許すんか)。

その後、手術と称して洋子の頭蓋骨を開けて脳みそを触りながら桜子に口淫をさせ恍惚に耽り、絶頂への興奮でゴキブリをバシッと捕まえかじって食べるというシーンが登場する。

…頭のおかしい文章だと思う。だが、観たままを書いてるので許してほしい


危ない薬であちらの世界に飛んで行っているとしてもこのシーンが恐れ戦いていいのか笑っていいのかちょっとよくわからないので脚本のト書きを見てみたい…佐野さんを愛してやまないわたしですらちょっと評価に困るシーンであるが、きっと佐野さんもこやつの行動になんとか意味をもたせて頑張って演じたのだと信じたい。


さて、物語の解説にがんばって戻ってみよう。

 

は、洋子と桜子は姉妹ではない。また片山も洋子の恋人などではなかった…病気を治療する風を装っている桜子と片山だが、実は街をただ歩いていた洋子をさらい、おもちゃとして監禁しているのだった(暗示するシーンがインサートされる)。

謎の開頭手術を受け、激しい痛みに襲われる洋子。そりゃそうだ。まともな手術ではないのだから。生きているのも不思議なのだがそこは目をつむる。

手術後、いかれてる桜子からなぜかザクザクと刺され、臓物が飛びだしたりしてお気の毒な洋子。激しい痛みに耐えつつ…逃亡を試みる。

手術室へ向かうと全身に花をまとった桜子が現れ(何かのオマージュなのかな…)、死闘を繰り広げる…もはやこの辺からは話をどうとらえていいのかわからなくなる。このビデオは観ている我々もだんだんトリップする成分が組み込まれているようだ。そう思いたい。そして、桜子に致命傷を負わせ(?)なんとか脱出を試みる洋子の前に現れる一つの段ボール箱…

段ボールの中からのこぎり(おそらく段ボール用のこぎり)で穴があけられていく。恐怖におののく洋子。そしてあけた穴から手足がでて、白塗りの顔がババーンと登場!

「ダンボール史郎」…わが麗しの佐野様の登場である

…頭のおかしい文章だと思う。だが、観たままを書いてるので許してほしい(2回目)

怪しい薬(アセロラドリンクっぽい)をグイっと一気飲みし、洋子の行く手を阻む片山。お腹から飛び出た臓物をいやらしく触る。洋子はとにかく悲鳴の嵐…ずっと叫んでいる。すごく元気。

落ちてた金づちで片山の頭を殴った洋子、だが片山はひるまない…洋子に覆いかぶさりまた臓物に手を伸ばし、触る…

その臓物の愛撫の仕方がいつもの佐野さんの優しい手のしぐさで、ラブシーンのような絡みに一瞬ときめいて気が緩むわたし(←上級者)

そこで洋子が反撃。手にした凶器で、片山を段ボールごしにグサリ。最初その痛みに驚く片山だったが…最終的に自らもお腹をグサリグサリと…

この謎の自傷行為…推測の域を出ませんが、最初、片山は他人の肉体…特に「中身」の触感に興味があって、洋子をさらって監禁し脳みそやら臓物を弄んだわけですが…最終的には自分の肉体に興味が移り、息絶えた…と解釈。


肝心の洋子は…というと結果的に監禁部屋を脱出できず、怪しい薬をあおって、絶望感に包まれたままラストを迎える…

 

そして、機械的に挿入されるテロップ

「この72時間後、彼女は発見され、病院に収容された。」

 

 

おいおいおい

 

3日も脳みそ臓物丸出しでは無理だろうよ…

 


しかし…これほどまでにゴアシーンか叫ぶシーンで埋め尽くされている現場というのはどういう雰囲気なんだろうか。カットがかかったら「いまのすごかったねー」とか言って笑いあっててほしい…なんて思ったりする(笑)

ここからは余談


「インスマスを覆う影」の記事でも書いたが…工藤は小さいころから「怖いもの嫌いなくせに、怖いものを見たい」という自分でもよく説明付けられない感情を秘めております。

ホラー映画とかとても苦手ですし、痛いのも気持ち悪いのも苦手で
怖いものは極力避けて生きているんですけど周期的にそういうものを摂取したくなることがありまして…なんでしょうね?性癖?



これいまだに自分でも説明がつかず、親に相談しても「変な子ねぇ」って言われ「そうだよね、変な子だよね…変ならまぁ仕方ないか…」くらいの気持ちでいるんですけど心理的になにか説明付けられるものなんでしょうかね…

 

周期的にやってくるその感情を鎮めるために小学生の工藤がやっていたこと…それは
「レンタルビデオ店で、怖い映画のパッケージの写真を見ること」
だったんですね。

 

で、まだ佐野史郎さんの「さ」の字も知らない頃に

このビデオのパッケージにも出逢ってた!
内容が全然わからないパッケがとっても怖かったわ!

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そんな思い出もあります。

 

あとね、あんまり信じてもらえないかもしれないけども

 

ダンボール史郎のシーン

地上波の結構いい時間に流れたことがあるんですよ!

 

「関口宏のハトが出ますよ」に佐野史郎さんが出たことがありまして……

 

「ドラキュラ」の特集回だったですけども、佐野さんってこんなに怪奇俳優なんですよ~!っていうイメージ画像として「ダンボール史郎」のシーンが流れたんです!

 

佐野さんもまさかそれ流されると思ってなかったのでは?(笑)

 

ちなみに

 

工藤はダンボールのシーンをテレビで観て

この映画をずっと「コメディ」だと思っていた(笑)

 

現場からは以上です。

 

佐野史郎さんの役どころデータ

役名:片山
職業:医師…なのか…本当に?
女性関係:洋子の恋人…なのか?
※キスシーンとラブシーン(?)それなりにあります…

おまけ

頑張ってスタッフロールを起こしてみました(笑)
出てくる順にそのまま記載。
これを見ている方で、当時の現場にいらっしゃった方がいたらぜひ話をきいてみたい。

キャスト:網浜直子 中村れい子 佐野史郎

撮影:藤石修
照明:淡路俊之
美術:福田秋雄
演出捕・編集:岩浪美和

助監督:大野譲司 石山武彦
音声:塩川泉
VE:宮本忠義
撮影助手:柳田裕男
照明助手:岩切天平

制作担当:芳賀健治
制作助手:梶原倫子
脚本アイデア:なんきん

美術セット:田代実
美術助手:吉田宏治 染谷真理

SFXメイク:有吉奈津子
ヘアーメイク:大榎明美
スタイリスト:遠井玲子
スタイリストアシスタント:住吉由希子

サブスタッフ:皆川武 長島朗 中村誠 藤井健治

スチール:前田タケシ
宣伝美術:八木康夫

編集・MA:コスモスタジオ
音響効果:小川勝男

音楽:キットカットクラブ

協力:(有)スノビッシュ 加藤總男 谷健児 石塚茂雄
   小杉産業株式会社 日本製靴株式会社 株式会社カインドウェア アンドレ
   SANTA-CATALINO 

   ※そのほか3社あるがロゴなのでよくわからず…たぶん一つはguildB(当時の佐野さんの事務所) 

企画:ジャパンホームビデオ(株) 小椋事務所

プロデューサー:小椋悟

脚本・監督:橋本以蔵

S.R.I 所長だより→予告(2025.02)

私の研究室へようこそ。
工藤友美です。

 

いつのまにか年を越してしまっていた!

あけましておめでとうございます(遅い)

研究所の扉が開いていることが少なくなってきましたが……

よろしくお願いいたします。

 

2025年2月12日、テレビ朝日「相棒23」

佐野さんゲスト回!大変良かったですね!!

久しぶりに「相棒」見ました。

あれ?「相棒」ってこんなドラマでしたっけ?と思いましたが、佐野さんがメインでがっつり魅せてくださったので、わたしはウキウキでした。楽しかったー。

脚本と演出が、わたしの知ってる「相棒」と大幅に違う特別回だったようで
Xでのリアルタイム実況組のひとたちも戸惑っていた様子。
こちらもそのうち研究レポート書きたいと思います!!

 

さて、

今年のS.R.Iですが、

 

・下書きに埋もれたままの記事

・工藤の個人ブログやXに書いた佐野さんイベントの話を加筆して移植

・「誰にも言えない」ファンブログから記事移植

 

を実施して、記事数を増やし、ブログのビュー数を上げていこうかなと姑息なことを考えております。

 

どうぞお付き合いください。

 

よろしくお願いいたします!

 

 

S.R.I 所長だより(2024.11)

私の研究室へようこそ。
工藤友美です。

 


ちょっと身辺がさらにいろいろ忙しくなってしまって(音楽活動)

サノカツをまとめている時間がますますとれない今日この頃です。

 

無理くり近況報告です。

 


【前回からこれまでの出来事】

 

8月

佐野さんの舞台 JIS企画【コスモス-山のあなたの空遠く-】見に行きました!

初日と千秋楽を見に行ったのですが

初日はなんと1列目真ん中より、手を伸ばせばそこに佐野さん!という席でじっくり観させていただきました!

千秋楽は3列目の真ん中あたり、佐野さんの全身をくまなく見られる良席。

ただ両隣のおっさんが超寝ていてびっくりしました。舞台観ながら眠れるのはよほど・・・

 

お芝居の内容についてはそのうちまとめたいのですが、だいぶ記憶の鮮度が落ちてしまってるのであまりご期待なさらず。

 

ざっくりいえば、お芝居が面白かったとか、脚本がよかった、というよりはとにかく「初めて見る生の佐野史郎の舞台の芝居」にえらく感動して終わってしまった……という感じです。久しぶりに観劇するのもあって、からだの感覚がなかなか慣れませんでした。

 

10月

佐野さんが映画出演されるため、そのプロモーションとして突如

TVer佐野史郎まつり開催!!(笑)

「私の運命」が観られるなんて嬉しい!!ひゃっほー!!

「義務と演技」も嬉しい!佐野さんの〇〇〇シーン嬉しい!!(喜ぶところがおかしい)

 

佐野さんにXで「まつりですよ!」とリプライ飛ばしたところ、

お返事をかえしていただき、

なんと

なんと

なんと

ついにリフォローしていただく!!

うおー!!

しかも、お礼をお伝えしたら

「今まで気づかなくてごめんなさい」

って返信いただきました!!!うおー!愛してます!!

 

フォローされたからってわたしの佐野さんへの愛のつぶやきは変わりません

 

時々変態チックなつぶやきしますが、佐野さんのタイムラインに表示されてるかと思うと燃えるぞ!(やめろ)これからもよろしくお願いします。

 

11月

佐野さんが、奥様の石川真希さんとトークライブに出演されるということで

『監督 石井輝男 生誕100年記念トークライブ “ALL ABOUT KING OF CULT”』へ行ってきました。

「ゲンセンカン主人」「無頼平野」の話しなど盛りだくさん。石井監督と映画祭に行った話なども面白かったな。

 

でもごめんなさい、実はその日、ミラクルがありまして

イベント最初のほう‥‥ちょっと‥‥吉田輝雄様にご挨拶するチャンスをいただいたため、浮気をしてしまいました。

 

さて、11月後半

「樋口顕」の新作もあるし!

 

映画「海の沈黙」「HAPPYEND」「スマホを落としただけなのに 最終章」も公開されているし佐野さんのご活躍から目が離せません!!


とかなんとか言いつつ自分もすごく目まぐるしく動いているのでなかなかそちらに集中できませんが、落ち着き次第ブログも更新していければなと思っております。

 

引き続きよろしくお願いします!

(オチなしですみません)

S.R.I 所長だより(2024.5)

私の研究室へようこそ。
工藤友美です。

 

ちょっと身辺がいろいろ忙しくて(音楽活動)

サノカツをまとめている時間がとれない今日この頃ですが

ブログを更新しなきゃと思って無理くり近況報告です。

 

【最近の出来事】

 

5月6日に佐野史郎さんと山本恭司さんとの「朗読のしらべ」を見てまいりました。

しばらくぶりに会う佐野さんというのと(1月に箱根のクロージングイベントで会ったのが最新だった)しみわたる朗読に、思わず涙を流してしまった私です。


朗読後、ちょっとお話しさせていただき…

【ずっとあなたが好きだった】の台本にサインしてもらいました…

 

台本出した瞬間、佐野さんがちょっとびっくりしてました。

周りのお客様も「おお…」と唸ってた。

 

※工藤、台本集めまくっているので結構いろいろ持っているのです…

※昨年「誰にも言えない」の台本出してサインもらった時もちょっとびっくりされたけど、Twitterですでにわたしのコレクションを知ってくださっていたのでその時はそんなに驚かれなかったという…

 

朗読の話はまた機会を見てかければ書きます!

通常のサノカツも何とか6月以降に時間を作って進めたいと思います。

あ~「誰にも言えない」の季節も始まる!!!

8月の舞台もいまから楽しみだ~!!

 

(オチなしですみません)

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!第8話(2024)

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!第8話
【秋祭り決戦編!絆を守れ!花火とタコ焼きと煉獄の古池さん!? 】

放送データ

放送日:2024年2月26日 土曜23時40分

企画:市野直親(東海テレビ
原作:『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』練馬ジム(LINEマンガ)
制作:東海テレビ The icon
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)古林都子(The icon)渋谷未来(The icon)
脚本:藤井清美
演出:二宮崇
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「Dancing Dreamer」4-CaraT(RISING RECORDS)
オープニング曲:「アプデライフ」FANTASTICS from EXILE TRIBErhythm zone

出演:原田泰造 中島颯太FANTASTICS)城桧吏 大原梓 東啓介 渡辺哲 松下由樹 富田靖子

ゲスト出演 佐野史郎 

作品のあらすじ(ネタバレ)

昭和生まれの51才・沖田誠(原田泰造)は「銀杏事務機器リース」に勤めるサラリーマン。そのデリカシーのない言動のせいで家族や会社の部下たちにまで嫌われていた。

妻・美香(富田靖子)の友人の息子・五十嵐大地(中島颯太)がゲイであることを知り、なかなか簡単には受け入れられない誠。さらに、その大地が引きこもりの息子・翔(城桧吏)とつきあいがあることにたいし、誠は不用意な言葉で翔を怒らせてしまったりする。息子の気持ちを理解するため、自らのアップデートを誓う誠。

第8話では会社でトラブルが発生。リース用のコピー機に不具合が発生したという「言いがかり」に巻き込まれ、所謂カスタマーハラスメントに遭遇。納得いかないが対応しようとする部下たちを尻目に、古池(渡辺哲)は独断でコピー機製造会社にアポなしで出向く。20年前の飲み友達だというコピー機製造会社の専務・鍋岡(佐野史郎)に不具合が言いがかりであることを証明してもらうために…

ドラマの見どころ(独断と偏見)

沖田誠(原田泰造)が身の回りに起こるさまざまな出来事・価値観に触れ、『自分の常識』をアップデートしていく。すべてのひとの『好き』を肯定していくものがたり。

佐野さんが唐突にゲスト出演です!!

佐野さんの役どころはもともとコピー機製造会社「福芝テック」の複合機・Cシリーズ開発者で現在は、出世して現場からは離れている…という設定。お話し的にかなり堅物か‥?と思いきや

「久しぶりの ”とってもいい人” 役!!(笑)


「情に厚い」技術者といった役柄にほっと胸をなでおろすわたし。哲さんが演じる古池さんを「ぴょんちゃん♪」と呼ぶかわいらしさときりりとした技術者のまなざし、そして飲み仲間を思う優しい表情に完全にノックアウトされて、もう5回くらい観返してます!すてき!こんな上司のもとにつきたい(笑)

佐野史郎さんと渡辺哲さんは劇団「シェイクスピア・シアター」の旗揚げメンバー。
1975年からのおつきあい。

今回、渡辺哲さんの出演にあたり、「共演が見たい」という松本プロデューサーからのオファーに対し、「哲くんと芝居できるなら」と快諾し、出演が決定したそうな。また、哲さんも「個人的には、一緒に初舞台を踏んだ、“しーくん”と台詞をかわしたのが嬉しかったです」とのこと…

哲くん・しーくん…本当にそう呼び合っていたのかしら…(かわいい)
ナイスオファー。

佐野さんのコメントを引用します。

若き頃より気心の知れた仲間と再会する昭和の会社員役は、実人生とも重なりました。劇団の旗揚げに共に参加した渡辺哲との共演は本当に久しぶりで、撮影の合間には、ついつい半世紀も前の劇団時代の思い出話に花を咲かせてしまい、主演の原田泰造さんにはご迷惑をおかけしていたかもです。そんな我々を微笑ましく見ていてくださったことに感謝!!であります。

そして撮影現場のその空気は、そのまま演技以上の関係性となってドラマの物語と重なっていたかもしれません。世の中の道徳や価値観の変化に順応することができずにいる姿に我が身を振り返り、それでも熱意を持って仕事に取り組むことの大切さは変わらないことも実感しました。ドラマの撮影現場もまた、同様なのだなと思いました。

佐野さん、ゲスト回に寄せるコメントもとっても真面目です。
好きです!(n回目)

変化に順応できずにいる姿に我が身を振り返り…とありますが、わたしが抱く佐野さんのイメージは「とりあえず興味を持ったもの、新しい情報に触れてみて、多面的にものごとをぐるっと見回し、良いとされるものの”闇”の部分・悪いとされるものの”光”がさす部分を見つめ、取捨選択していく」という感じなので、価値観の変化には柔軟にご対応されているような?…まして一度大病を患ったご経験もあるし…つねにアップデートはされている気がするのですが、どうなんでしょう。ちなみにわたしはたとえ佐野さんが昭和な頑固オヤジでも平気ですけど!(謎アピール)

本当は2月に島根で開催された朗読イベントがありましたが泣く泣く断念して…
2月佐野さんに会えないよ~なんて思っていたのですが
突然のゲスト出演、とてもハッピーな気分。ありがとうございました。

鍋岡専務、とっても素敵なおじさまでよかった…


ここからはおまけ

佐野さんの自伝的著書「こんなところで僕は何をしているんだろう」の中で、「シェイクスピア・シアター」のことが触れられているのですが、それによれば佐野さん・哲さんとあともう一人田代隆秀さんという役者さんの三人でつるみ『三大バカトリオ」としていろいろ楽しくやりあった仲なんだそうです。哲さんは「よく舞台上で屁をこいていた」と書いてありました。(笑) 短いシーンながら、哲さんとのお芝居、楽しかったのではないでしょうか。劇団時代の思い出話もさぞかし盛り上がったことでしょう。


※佐野さんは「シェイクスピア・シアター」を1979年(5年目)で退団し「状況劇場」へ行きました。一方、渡辺哲さんは裏方の仕事もやっていた都合で抜けられずに抜けられず(?)全38作品の連続公演中37作品に参加したそう。哲さんの映画デビューは1985年黒澤明監督の「乱」。1986年佐野さんの映画デビュー作「夢みるように眠りたい」にもご出演されています。


※田代隆秀さんも「シェイクスピア・シアター」の旗揚げメンバー。その後、第2期メンバーの中島晴美さんと退団し「劇工房ライミング」を設立。いろいろな舞台に客演し、その後は「劇団四季」に入団。現在も舞台を中心にご活躍されております。佐野さんとの直接的な共演はないはずなのですが、TBSの『東京エレベーターガール』において、佐野さんが演じた前野課長が、中嶋朋子さんと不倫したことにより左遷されてしまった後、二人の上司がサービス課長として着任するのですが、最終回に着任した水口課長が田代隆秀さんでした(笑)なんだか不思議なご縁ですね。

番組はTVerやFODサイトから配信で追いかけることができますので
ぜひチェックしてみてくださいね!!

tver.jp

佐野史郎さんの役どころデータ

役名:鍋岡(なべおか)
職業:福芝テックの専務。古池正則(渡辺哲)とは20年前の飲み友達で「鍋ちゃん」「ぴょんちゃん」と呼び合う仲。
女性関係:左手薬指に指輪はしていたので、既婚でした(笑)

 

火だるま槐多よ(2023)

火だるま槐多よ パンフレット

※劇場でパンフレットを買いました!サイン入りで嬉しい。
※2023年12月23日鑑賞しすぐ書き始めたのですがまとまりきらず年を越してました

火だるま槐多よ

作品データ

公開日:2023年12月23日
プロデューサー:坂口一直 村岡伸一郎 小林良二
監督:佐藤寿保
撮影:御木茂則
美術:齋藤卓 竹内悦子(A.P.D.I)
照明:高原博紀
音楽:SATOL aka BeatLive 田所大輔
助監督:伊藤一平 
製作:スタンス・カンパニー 渋谷プロダクション
配給:渋谷プロダクション

出演:遊屋慎太郎 佐藤里穂 工藤景 涼田麗乃 佐月絵美 田中飄 佐野史郎 ほか

作品のあらすじ

大正時代の画家・村山槐多の描いた「尿する裸僧(いばりするらそう)」という絵画に魅入られた女がいた。その名は法月薊/のりづきあざみ(佐藤里穂)

女は街ゆく人々に槐多の絵を見せ「槐多を知っているか?」とインタビューをしていた。そこへ現れた男…槌宮朔/つちみやさく(遊屋慎太郎)は、「私がカイタだ」と言った。

薊は朔の後をついていく。朔は特殊な音域を聴きとる能力があり、村山槐多が自分に語り掛ける声を聴いたという。それ以来、槐多の存在に侵食され、自らが槐多だと思い込むようになっていた。

朔は自作した”ノイズ”を廃車工場の謎の男…式部鋭/しきぶさとし(佐野史郎)が作った改造車で発信しながら街を走っていたが、やがてその”ノイズ”に呼応したパフォーマンス集団の若者4人が合流し行動を共にするようになる。

村山槐多に魅かれ、突き動かされた若者たちの進むその先に待ち受けるものとは…

映画の見どころ(独断と偏見)

佐野さんが出演されると知って、どんな映画なのかを探ってみたところ、なにやら怪しい雰囲気。一筋縄ではいかなそうなお話に興味津々。

実は、映画館のような人が集まるようなところに出向くのがより苦手になってしまった。ここ数年個人的にソーシャルディスタンスという施策が心地よかったせいかもしれない。よほど鑑賞意欲が高まった時にしか映画館にはいかない。推しが出ていたとしても、「これは私には向かなそう…」という場合には劇場での鑑賞を見送ることもある。

だが、この映画は違った。予告編動画をみて「劇場で観るべき」だと思った。後日DVDソフトが出たとしても小さいTVのサイズではだめだ、と直感的に感じたのだ。初日舞台あいさつに佐野さんが来る!と分かった時点でもうこれはいくしかないと、チケット予約が始まるや否や最前列をGETした。


ここまで気合を入れて新作映画のチケットをとったのは初めてといっていいかもしれない。それぐらい興味がわいていた。

『予備知識なく純粋な気持ちで飛び込んでみたほうがいいかな』とも思ったが、話の軸となる『村山槐多』を知らなければこの映画の魅力は半減するかも…と感じたので槐多に関するお勉強だけはしてみた。

とにかくパワーがある。絵や物語の好き嫌いはあると思うし、万人が好きだ!というものではないと思う。が、熱量を感じる。

そんな槐多に触発されて作られた物語、ワクワクする。そしてちょっと怖い。
かなり期待して劇場へ。

ストーリーはあるにはある…だが、かなり異世界。登場人物の誰かに感情移入し、映画の世界に早々に没入したかったのだが、それができそうでなかなか…最初の30分くらい入り口が見つからなかった。

例えるならば…ダリの絵画を観て、これは…どういう意味なんだ?何を表現しているんだ?でも美しい…うーん…この思いはどこから来るんだ?と絵の前で自問自答して唸る感じ。

唸りながら、この映画の中のいろんなメタファーを探し、自分なりの答えを当てはめた結果、この映画は過激な姿をしているが、実際は純粋で素直な映画なのでは…と思い、強烈な作家の作品・功績に憧れ、何者かになりたい・この世に存在したい…あまつさえその憧れそのものになりたいともがき苦しむ人の物語のように感じた。

「村山槐多の映画を撮りたいと思っているがなかなかうまくいかない」といって脚本を手直しし続けている朔、「槐多」という強烈な個性に魅入られ・飲み込まれ、やがて「デスマスク」をつけ、自分の顔を隠し踊り狂い喝采を浴びたのはいいが、仮面が外れなくなり、やっとの思いで外した仮面の下の自分の顔は爛れてしまったパフォーマーたち…


かわいい女優にあこがれて近づこうと整形手術したり、誰かの作風をトレスして創作したり、SNSなどで自分の信じる論を振りかざし匿名で書き散らし傷つき傷つけること…といった、自分らしさや自分の主義主張よりも、憧れや理想のほうがいつの間にかでかくなってしまい、自分を見失ってしまうような‥‥登場人物たちはそんな若者のイメージと重なる。

理想や憧れに取り憑かれすぎると自分の個性がなくなり、やがて自分という存在が破綻する…素顔になってみたとき、アイデンティティとはどこにあるのか、そんなことを悩み考えたことのある者にとって(特にアーティストにとって)結構刺さる内容じゃないかなと思う。

お目当ての佐野史郎さんは、廃車工事の男…
ご本人曰く過去と今を橋渡しする役。
ファンタジーに説得力を持たせる重要な役割を担っておられました。

あんまりネタバレしないように説明するのが難しいんですが
昔好きだった人への執着を持ち、若い子を押し倒しちゃう役だったので
「こういう設定大好き!」とわたしは静かに興奮が爆発していました。

そしてそのシーンを見ながら
2023年1月の「林海造監督復活祭」のトークイベントで
『ひさびさに女性を押し倒した』と言っていたのはこの映画だったのかぁ…と納得

舞台挨拶はみんな優しい柔らかい雰囲気で、本当にさっきの映画にみんな出ていたの?というくらいさわやかな方ばかり。そしてこの作品をとった佐藤寿保監督ももっとこわ~い感じなのかな?と思っていましたが、とってもテンションが高くて面白くて一気に大好きになっちゃいました。きっと映画を撮るのが大好きなんだろうなと。

最近のコンセプトありきの映画…とくに「この映画は泣ける!」「この映画は感動する!」みたいな映画ばかり観てる方は、一発この映画をガツンと観ていただいて不思議体験をしてほしいな。各地での上映、ご盛況お祈りしております。


興奮しすぎて、のぼせて、やっとの思いで映画館を出たら
ちょうど佐野さんがファンの方々からサインを求められているところに遭遇。
(こういう偶然ってあるのよね…)
映画に刺激をうけたあとということもあって、佐野さんに少しだけアタックしてしまった(;^_^A…とはいっても握手と1月箱根に行きますね~というお話するくらいでしたが…次のお仕事もあってお急ぎのところ優しいご対応でした。すみません。ありがたや。

わたしにとっての「佐野史郎」という存在は、この映画で言う「村山槐多」のようなもので、時にギラギラとした刺激をくれる存在だし、トキメキや狂おしい感情を与えてくれる愛する存在であり、お芝居や音楽で気づきを与えてくれる…そんな憧れ・理想の存在で、素敵なお方です。

アーティストのはしくれとして、憧れや理想は越えていかなければいけない壁であることはわかっています。その壁を越えた向こうにきっと自分だと胸をはって言える”求めるもの”があると思います。憧れの人から放射される強いパワーを自分のエネルギーにして高い壁を飛び越えていくには相当な覚悟と努力が必要で、まだまだわたしは全然足りていません。でも自分なりに決着をつけたいし、理想の壁を越えたいな!とこの映画をみて改めて思うのでした。頑張る。いつもありがとう佐野さん。

佐野史郎さんの役どころデータ

役名:式部鋭
職業:自動車工場で働いているが…もともとは…?
女性関係:昔好きだった女性への慕情を捨てきれずにいる様子


おまけ:舞台挨拶のお写真(撮影・拡散OKだった)


舞台挨拶の中身はこちらをご参照ください>>ネットで公開されている記事
nordot.app

S.R.I 所長だより(2024.1)

今更ですが…

あけましておめでとうございます。

更新ペースがすっかり落ちている当ブログですが

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。



ひっそりとイメージアイコン的なものを作ってみました。




 

 

 

 

 

 

2023年10月あたりから2024年1月までのあいだ

所長だよりもさぼっていたわけですが(;^_^A

その間に結構いろいろ動いてました。


何とか更新ペースを上げたいと思っています。
そもそも読んでくれてる人がいるのかどうかわかりませんが
できるだけ珍しい作品とか観てほしい作品とかを取り上げたいな~とおもってます。

 

今後ともごひいきに。

2024.1 工藤友美

 

 

 

2023年11月~12月 佐野史郎さん出演情報まとめ

みなさん。私の研究所へようこそ。
工藤友美です。

 

最近いろいろと嬉しいことがあった割にはせわしなく、ブログの更新が止まっておりますこと、ご訪問者の皆様にお詫び申し上げます…

 

せっかくご訪問いただいたところ、ただ引き返していただくのも申し訳ないので、最近の佐野さんの出演情報・イベント情報・WEB記事などをここにまとめておきますので是非チェックしてみてください(佐野さんの公式サイトと併せてご確認いただけますと幸いです)。

 

◆佐野さんご出演映画情報

おしょりん

https://movies.kadokawa.co.jp/oshorin/

福井県にて先行公開後、11月3日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開

監督:児玉宜久

出演:北乃きい森崎ウィン駿河太郎高橋愛、秋田汐梨、磯野貴理子津田寛治榎木孝明東てる美佐野史郎、かたせ梨乃、小泉孝太郎

www.youtube.com



メガネが、彼らの<せかい>を変えた。
日本の眼鏡の95%を生産する福井。
ゼロから立ち上げた兄弟と、二人を支え続けた妻の、情熱と愛の物語。
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火だるま槐多よ

https://hidarumakaitayo.com/

12月23日(土)から1月12日(金)まで3週間
新宿K’s cinemaにて公開スタート
監督:佐藤寿保
脚本:夢野史郎  、村山槐多
出演:遊屋慎太郎 、佐藤里穂  、工藤景 、涼田麗乃  、八田拳 、佐月絵美 、佐野史郎

映画『火だるま槐多よ』は、22 歳で夭逝した天才画家であり詩人の村山槐多(1896~1919)の作品に魅せられ取り憑かれた現代の若者たちが、槐多の作品を彼ら独自の解釈で表現し再生させ、時代の突破を試みるアヴァンギャルド・エンタテインメント。

www.youtube.com


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幽霊はわがままな夢を見る
 https://www.yureiwagamama.com/
2023年12月2日(土)〜8日(金)
シネマサンシャイン下関 先行上映後、全国順次ロードショー
監督:グスーヨン
出演:深町友里恵、加藤雅也大後寿々花、西尾聖玄、山崎静代(南海キャンディーズ)、佐野史郎ほか

幽霊はわがままな夢を見る 予告編


幽霊はわがままな夢を見る 佐野史郎さんメイキング

www.youtube.com

◆佐野さんご出演ラジオ番組

公益財団法人日本尊厳死協会プレゼンツ My LIFE! My CHOICE!!
各界の有名人が、生きてきた「マイライフ」の中で行ってきた素敵な「マイチョイス」を語ってもらうラジオ番組
 TBSラジオ:12月10日日曜日 5:00~5:30
ラジオ大阪:12月9日
毎週土曜日 11:15~11:45
radikoだけでなく後日YouTubeでの動画配信もある予定。

◆佐野さんご出演WEBコンテンツ

オカルトエンタメ大学

怪談、心霊、村の風習、異界駅、都市伝説などなど様々なオカルト情報を、その道の専門家たちによる授業を通して、どこよりも詳しくどこよりも楽しく学べるチャンネルのゲストに佐野さんがご出演

【俳優・佐野史郎さんが登場】


佐野史郎×怪談会①】

佐野史郎×怪談会②】 

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ジョージア】冬の2分ドラマ
「毎日って、けっこうドラマだ。めんどいお父さん」編

テレビで放送されましたがYouTubeで観られます!!

 

◆佐野さんインタビュー(WEB・新聞・フリーペーパーなど)

熟年ばんざい
入手できない場合は電子版が閲覧できますよ!是非どうぞ

毎日新聞 12/10号

 

まいどなニュース
中日日報

 

家政婦は見た!26 華麗な外交官一族の愛と欲 女たちの乱れた関係…秋子、大統領を討つ!?

家政婦は見た!26
華麗な外交官一族の愛と欲 女たちの乱れた関係…秋子、大統領を討つ!?

制作:大映テレビ テレビ朝日
プロデューサー:関拓也  柳田博美  木村康信  塙太志  塙淳一
脚本:柴英三郎
音楽:坂田晃一
出演:市原悦子 かたせ梨乃 北村総一郎 佐野史郎 田畑智子 金沢碧 野村昭子 音無美紀子 若林豪 夏木陽介

テレビ朝日開局50周年記念特別企画 家政婦は見た!ファイナル
※シリーズ最終作です。
Amazonプライムビデオで見ました

作品のあらすじ

今回、大沢家政婦紹介所所属の家政婦・秋子(市原悦子)が派遣されたのは外務審議官・宮木一政(佐野史郎)の屋敷。とある日、地方新聞の女性記者・利根奈央(田畑智子)が「外交官三代」という企画記事の取材で宮木家を訪ねてくる。一政の妻・由子(かたせ梨乃)は笑顔で迎えるものの、奈央の本当の目的が、各国大使を歴任した一政の父・浩文(北村総一朗)への取材だと知り激怒。奈央を追い返す。どうやら明らかにしたくない「過去」があるらしい…

ドラマの見どころ(独断と偏見)

土曜ワイド劇場の名物シリーズ「家政婦は見た!」最終作に佐野さんが出演。

マスコミ・政府を揺るがす「アフリカのある共和国との密約」をめぐる国際的なスキャンダルをベースにしたスケールの大きい物語となっているが、描かれるのは「家族」と「絆」の物語。

スキャンダル情報流出を防ごうとする、外交官の家族たち
夫や息子、娘の未来を案じる妻
事件により未来を奪われた家族たち
祖父を案じる孫
なくなった妻のことを思う夫
昔お世話になった人を思う女性
遠い祖国を思う、日本滞在の外人たち、そしてそのサポートをする女性

いろんな家族・絆があって、どれも形は違えど幸せを願えばこそ…その思いが絡みあったお話である。

しかし、改めて「家政婦は見た!」を何本か見たが「劇場中継」のようなドラマだなぁという印象。秋子は派遣先の複雑な事情をモノローグではなくて独り言で視聴者に説明してくれるし…登場人物も内緒の話をがんがん秋子の前で話すし、おいおいおいと突っ込みどころ満載(笑)

そんなわけで秋子が誰に味方するかははなからわかりきっているのだが
このシリーズによくある、財産分与とか愛人とかがあんまり絡んでこないので肝心の見所がただの人情劇になってしまった気がする。もったいない。Gメンが二人もキャスティングされていて絵面が強いがドンパチはない(あたりまえ)。サブタイトルに「愛と欲」「乱れた関係」とある割には中身はそうでもないし(色気もない)。ファイナルなので後味さわやかにしたかったのか…?

佐野さんは外務審議官でかたせ梨乃さんの旦那様。

いつもこういうエリートの役だと「お堅いながら嫌味な雰囲気の男性」が多いが…花をスケッチするなどの芸術肌で淡々と物事に対処するエリート&クールな旦那様…いや…クールというより「冷めている」のかな。外務審議官としてちょっとやそっとのトラブルには動じない…というキャラクターを形成している印象。かたせ梨乃さんがかなり感情的な奥様を演じているため、佐野さんの淡々とした芝居が際立っているのかもしれない。

あとてっきり佐野さんに愛人でもいる設定なのかと思いきやフツーのおとーさんだったのでやや肩透かし…まぁかたせさんが奥様なら愛人なんかいらないよな(個人的感想)。お父様が北村総一朗さんというのはなんかわかる。目の雰囲気が親子っぽくていい感じ(笑)。

ここまでいろいろ書いたが…なんでこのドラマに佐野さんみたいなリアルな口調で芝居をする役者をキャスティングしたのかよくわからないな~と思いながら視聴。出番もあまりないので、本当は演じるべき人がほかにいて、たまたま佐野さんになったとか…などと邪推したり…もやもやしながら鑑賞していると終盤にさしかかったあたりで…

お父さん(北村さん)から写真を一枚手渡された、息子の佐野さんが
写真を見て一言…



「お母さん…」




「おかあさん!?」
ま、まさかこのために
佐野さんを呼んだのではあるまいな?!



か…考えすぎか…

考えすぎだよな…

仰々しいお芝居の中で徹底的にクールにふるまう佐野さんを堪能できる1作(笑)
視聴はアマゾンプライムビデオやテラサなどで手軽に行えます。
ぜひぜひお時間ありましたらどうぞ。

佐野史郎さんの役どころデータ

役名:宮木一政
職業:外務審議官
女性関係:由子(かたせ梨乃) 一男一女あり。愛人は無し。

おまけ

工藤はアマゾンプライムビデオで鑑賞したのだが、
このファイナル、土曜ワイド劇場で放送されたシリーズの通し番号で行けば「26」。でもAmazonでは「24」となっていた。つまり2本欠番になっているということで、ちょっと気になってWikipediaにてラインナップ調べてみる。

欠番となっているのは「1」と「17」。

第1作「松本清張の熱い空気 家政婦は見た!夫婦の秘密“焦げた”」(1983年)
稲村春子(達也の妻) - 吉行和子
川原寿子(春子の妹) - 山口いづみ
川原則夫(寿子の夫) - 高岡健
大津(達也の弟子) - 中丸新将
稲村正一(稲村家の長男) - 佐野大輔
稲村健二郎(稲村家の次男) - 柴田一幸
稲村ツネ(達也の母) - 鈴木光枝
稲村達也(大学教授) - 柳生博

最初の作品は現在は1としてカウントしないケースがあるそうでこれは納得。
松本清張先生も「後はオリジナルで好きなように作っていい」といったとか

参照:市原悦子はなぜ『家政婦は見た!』の主演になれたのか…視聴率30%超を記録した“土ワイ”の制作秘話 | 文春オンライン


「17」はなんで外してあるんだろう?DVDBOXにも収録されていないのですよ。なにかクレームがついたのかしら。ご存じの方いらっしゃったら教えてほしい。

第17作「花の一族、愛と欲のからみ合い 家元の座を狙って妻、姑、娘、愛人たちの戦いが始まった」(1999年)
高根沢竜生(華道高根沢流 家元) - 田村亮
高根沢理枝(竜造の妻) - 夏樹陽子
高根沢光子(竜生と春子の一人娘) - 渋谷琴乃
高根沢竜造(竜生の弟) - 寺泉憲
高根沢歌子(竜生の母) - 東恵美子
竹村烈 - 本田博太郎
岩木有作 - 嶋尾康史
川野日出(竜生の愛人) - 藤井佳代子
中山長三(元総理大臣) - 神山繁
中山道子(中山の娘・参議院議員) - 野川由美子
高根沢春子(竜生の妻) - 山本陽子

【お知らせ】写真展「佐野史郎写真展 瞬間と一日」2023年10月より開催

prtimes.jp

佐野さんの写真展が開催される運びとなったようなので
触れておきたいと思います。

写真展について

映画やドラマ、舞台、音楽、そして写真活動など幅広く活躍する俳優、佐野史郎による写真展を開催します。本展は、彫刻の森美術館2024年カレンダーのための撮影を依頼したことから実現しました。 カレンダーに採用された作品は、野外彫刻美術館を題材にしており、〈ピンホールカメラ〉という古典的な撮影方法も用いています。小さな穴から差し込む光線を通じて像がフィルムに焼き付けられるピンホールカメラによって、独特な質感と精緻なディテールが生み出されています。これらの作品は、昔ながらの技法と現代の視点が見事に融合し、佐野の写真家としての原点を表現しています。 さらに、佐野家に保管されているアルバムや、これまでに撮影した作品と共に佐野の写真活動を辿る「佐野史郎 写真史」を自ら綴り、展示いたします。(全64作品予定)

prtimes.jp

開催概要

展覧会名 : 佐野史郎写真展 瞬間と一日

会  期 : 2023年10月14日(土)~ 2024年1月14日(日)

会  場 : 彫刻の森美術館 丸太広場キトキ

開館時間 : 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)

料  金 : 美術館入館料

       大人 1,600円、大学・高校生 1,200円、中学・小学生 800円

休 館 日   : なし(年中無休)

主  催 : 彫刻の森美術館(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)

協  力 : 東京リスマチック株式会社、サンケイ総合印刷株式会社、株式会社mewgull、吉原写真館

特設サイト: https://www.hakone-oam.or.jp/specials/2023/shirosano.photographyexhibition/

展示作品数:64点(予定)

 

グッズ

2024年彫刻の森美術館カレンダー 
2023年10月12日(木)発売予定 価格¥1,540(税込) 
サイズ:壁掛けカレンダー(使用サイズ縦30cm×横30cm)
購入方法:彫刻の森美術館ショップ、一部書店、amazon等で販売予定

ラジオ出演

2023年10月13日(金)20:00〜21:00/ニッポン放送 (FM93/AM1242/radiko
出演:佐野史郎松任谷正隆
楽家松任谷正隆をゲストに迎え、「彫刻の森美術館カレンダー」の話題を入り口に、箱根、写真、彫刻、音楽について語り合う1時間番組です。 松任谷は、佐野の4年ぶりとなる新アルバム「ALBUM」(今年7月5日発売)にバンドSKYEとして参加。音楽や写真を通じてふたりが紡ぎだす“箱根の魅力”をお楽しみください!

トークショー

開催日:2023年10月14日(土)13:30〜14:30 
会場:彫刻の森美術館 丸太広場キトキ 
トークテーマ:ミュージックとアート、彫刻の森、写真 など 
出演:佐野史郎立川直樹
参加料:2,600円(入館券&グッズ付き) 事前申し込み/応募人数100名
特設サイトよりトークイベント参加券付きの入館券(電子チケット)を事前にご購入ください。 
発売開始 8月28日(予定)。詳細は特設サイトをご確認ください。


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事務連絡は以上です

ここからは工藤の暑苦しい愛をつづります(笑)

プレスリリースの作者コメントをみて少しびっくり。

「この度、2024年のカレンダー撮影のご依頼を受け、一年をかけて箱根彫刻の森、美ヶ原高原に展示されている作品を中心に撮影を続けてまいりました。 さらには、こうして写真展をも開催していただくことになりました。」


1年がかり!?

忙しい中を縫ってひそかに進行していたプロジェクト。
驚く一方で
そういえば佐野さん、3月に箱根彫刻の森に足を運んでいらしたな~と思いだす。

www.instagram.com


わたしとしては佐野さんのお身体心配なので、
のんびり無理せずお仕事やってほしいと思うのですが、
様々な想いから、動かずにはいられないのだろうな…とも。

あと、佐野さん…原則仕事を断らないって公言してますしね…(;^_^A

大病を患い、復活し、ご自身の身体を労りつつ、
これまで以上に自分のやりたいことに全力を傾けているご様子の佐野さん。

そんな大好きな佐野さんからパワーをもらいつつ
自分も創作頑張らなきゃ!と決意するわたくし、工藤なのでした。

佐野さんの写真展、ぜひ皆様も足をお運びください!!